外来診療

リハビリテーション外来

リハビリテーション外来は、 発達段階やライフステージに合わせて、 障害の捉え方、 家庭でできるリハビリの提案などにより、 在宅で生活されている障害を持つ方と、 そのご家族が自信を持って生活していけるようサポートいたします。

外来リハビリテーションでの支援

通院によるリハビリテーションのメリット

1

メリハリのある生活

ご自宅の部屋を離れ、普段とは違う人・環境にふれることができます。引きこもりを防ぎ、メリハリのある生活が維持され、心と体が動いて元気になります。

2

スタッフ

重症心身障害児者および小児のリハビリテーションの経験を積んでいます。また、医師・看護師・児童指導員との連携がしやすい環境です。

3

環境

専門機器や道具により、ご自宅で行うには難しいことにも挑戦できます。

受診方法

リハビリのご希望がある方は、お気軽にご相談ください。
予約電話番号

022-394-7711
受付時間:月曜日~金曜日 9:00~17:00
  • 外来看護師が対応し、流れと必要な書類等について説明します。
  • 問診票
  • 初回診察は、火曜日10:00~または、木曜日13:30~となります。

初回診察

  • 必ず保護者が同伴していただき、母子手帳・おくすり手帳をご持参下さいますようお願いいたします。
    また、紹介状・診療情報提供書等がある場合は、必ず持参してください。
  • 診療室では、医師、看護師、リハビリセラピストが同席し、情報の確認・評価・各種検査を行います。
    次回からのリハビリの予約もこの場で行います。(後日、予約変更の場合は予約電話番号にご連絡をお願いします。)
  • 摂食外来をご希望の場合は、診察の後、歯科にてデンタルチェックを行います。

おおよそ1時間30分~2時間のお時間をいただきます。

理学療法

    対象

    年齢:問いません

    症状:脳性麻痺、後天性脳障害後遺症などの脳原性運動障害
       運動発達のおくれ
       染色体異常による運動障害全般

    内容:正常運動(発達)に基づいた運動(発達)を促し、最大能力が発揮できるようにします。
       体と関節の変形や硬さを改善させたり、進行を遅らせたりします。
       呼吸機能や内部障害など2次的な症状を予防します。

作業療法

    対象

    年齢:幼児期から

    症状:脳性麻痺や染色体異常、後天性脳障害後遺症による運動障害、発達性強調運動障害などにより、
       手の機能が未熟になっている、または、日常生活動作や学習、活動等で様々な機能をうまく発揮できないなど。
       重症心身障害の方においては、運動障害や筋緊張の問題により、遊びや活動、意志表出手段の獲得が
       困難になっている場合など

    内容:各ライフステージにおいて、それぞれの社会参加や社会生活に必要な、
       日常生活活動(食事、着替え、排泄など)の習得に向けた練習や、
       介助方法のアドバイスを含めた支援を行います。
       座位や立位など、姿勢や運動に対するアプローチと共に、全身および手の機能発達に向けた支援を行います。
       重症度が高い方に対しては、運動可能な部位を用いた支援機器の活用と、活用できる感覚機能を活かし、
       遊びや活動の獲得を目指します。視線入力装置を用い、意思伝達手段の獲得・活動の拡大を目指した支援も行っています。

言語聴覚療法

対象

年齢:2から3歳~学齢期

症状:サカナがタカナになってしまう等発音が気になる。
   ことばの遅れがある。
   話すときに詰まったり、音を繰り返したり、引き延ばしたりする。
   コミュニケーションが苦手

内容:上記のような心配に対して、評価・相談・訓練等を行います。